お笑い芸人の上島竜兵さんがご自宅で亡くなったことを受けて、テレビ局などの各種メディアが一斉に報じました。
突然の訃報にショックを受けている人も多い中で、
フジテレビの報道の姿勢について、SNSを中心におかしい・・・と炎上しています。
そこで、今回は炎上した理由についてと罰則等はあるのかについて調べたいと思います。
目次
フジテレビの自殺した上島竜兵さんの報道が炎上!
炎上した報道内容とは?
炎上したのは、フジテレビの目覚まし8での報道内容になります。
めざまし8は、上島さんが亡くなったことを受けて、
速報を題し、上島さんのご自宅前から生中継リポートを強行しました。
さらに、亡くなった方法などの詳細情報を述べ、
通行人などに該当インタビューを行おうとしたようです。
尾木ママも生放送中に公開批判!
フジテレビのスタジオで生中継を見ていた尾木ママがこの生放送を批判しました。
具体的な内容は、子供に自殺が「楽な選択肢」だと思わせてしまような報道の仕方をすることへの批判です。
自分が出演している番組の報道内容をその場で批判するのは中々、勇気のいる行動だと思います。
尾木ママのこの行動には、賛同する人が多いようで、
改めて、尾木ママの芯の強さ、間違っていうことを間違っていると指摘する教育者であることが分かりましたね。
尾木ママが唯一まとも
死因までスピン報道して自宅中継するフジテレビ、自殺願望を抱えて苦しんでる人達や遺族に対して配慮がなさすぎる
フジテレビ、亡くなった上島竜兵さんの自宅前から中継を入れ、無神経だと炎上 : ツイッター速報 https://t.co/3QrPSmsr7Z pic.twitter.com/BKfgicwAUc
— きゃとらん (@sp284) May 11, 2022
SNSでも批判が殺到した!
SNSでもフジテレビの報道内容に批判が殺到していました。
上島竜兵さんの急死は本当に残念。心よりのお悔やみを申し上げます。それにしてもフジテレビは上島さんの自宅前から中継とは無神経極まりない。フジは経営難で早期退職者が続出しているが、もうまともなニュース価値判断ができないのだろう。いずれそう遠くない将来に消えてなくなるのだろう。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) May 11, 2022
フジテレビ
上島さんの自宅前からの中継は、必要ですか?
辛い家族に負担をかける必要はありますか?
ご近所さんにも迷惑を掛けてます。テレビ局は何してもいいわけではないですよ。
#めざまし8— れい♪ (@Night_Of_Indigo) May 10, 2022
フジテレビ、連休明けで気落ちしてる人が多く統計的にも自殺者が増えるこの時期に通行人に芸能人が自殺した件について街頭インタビューしたり、故人の家から生中継したり、配慮やモラル、故人の尊厳を守る気なさ過ぎ。
無い通り越して暴力の領域だしWHOの自殺報道ガイドライン守って下さい
#めざまし8— れも (@memory1mo) May 11, 2022
みなさん、自宅前方の中継や街頭インタビューをしたことに対して無神経すぎる・・・と批判的意見を持っている人が多いようですね。
【炎上】フジテレビの自殺報道に厚生労働省が批判した内容は?
厚生労働省がHPにて注意喚起を実施
今回のフジテレビの報道の仕方については、自殺報道のガイドラインを作成している厚生労働省でも注意喚起がなされました。
その画像がこちら。
上島竜兵さんが死去されたことを受けて、一部メディアで『自殺報道ガイドライン』が遵守されていないと書かれており
具体的なテレビ局名は述べていませんが、フジテレビの報道について述べているのは明白ですよね。
ガイドライン違反している項目はどれ?
厚生労働省が出した注意喚起に書かれている行為は以下の通りでした。
注意喚起内容
下記の項目はガイドラインから逸脱しているとのことでした
自殺の手段を報じる
自殺で亡くなった方の自宅前等から中継を行う
自殺で亡くなった場所(自宅)の写真や動画を掲載する
街頭インタビューで市民のリアクションを伝える
これまでの芸能人の自殺報道では、「手法を報じること」や「街頭インタビューをする」といった報道のされ方はされてきました。
しかし、今回は、それに加えて自宅前からの中継をしたことで、亡くなられた場所の映像も残ることになりました。
このような異常なまでの放送のされ方に厚生労働省も対策を打たざるを得なくなったのでしょう。
【炎上】フジテレビの自殺報道に厚生労働省が批判!完全アウトな訃報報道で罰則はあるのか?
自殺報道のガイドラインに違反した場合の罰則を調べましたが具体的な罰則を見つけ出すことはできませでした。
そのため、ガイドラインに反する報道をしても法的拘束力は発生しない可能性があります。
台湾では、自殺に関する報道にはトップページで報じるこのの禁止や繰り返し放送してはいけない。などの決まりがあるようです。
そして、これに違反すると10万台湾元(36万円)~100万台湾元(362万円)の罰金が課せられることもありようです。
韓国でも、「自殺」というワード自体が放送禁止用語とされており、
「自殺」を「極端な選択」と言い換えるようです。
世界基準から見ても日本の自殺報道は自由度が状態となっています。
是非、巨大メディアであるテレビ局にはガイドラインの徹底をおこなxって欲しいですね。